内村、金メダルに「夢みたい、やっとここまできた」


　ロンドン五輪第６日（１日）体操個人総合決勝。団体総合で銀メダルに終わった内村航平が、個人総合で雪辱の金メダルを獲得した。日本の個人総合金メダルは、１９８４年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来２８年ぶりとなった。

　――ついにここまできた

　「表彰台に上がったときは、ホント夢かと思いました」

　――メダルをかけられて、何回も見ていた。どんな思い

　「やっとここまできたなという思いと、いろんなものがこみ上げてきた。みなさんに感謝したい」

　――母親の姿はみえた

　「親には一番の気持ちがこみ上げてきている。ありがとうという気持ちで、ガッツポーズしました」

　――苦しかった

　「今日の試合もどうなるかと思ったけど。気持ちだけ強く持って、日本のチームのためにも、国民のみなさんのためにも、強い気持ちで演技しなきゃと思った。

最後ああなってしまったけど、演技に出てよかった」

　――あん馬から見事にできた

　「あん馬を乗り切れば、いい流れに乗っていけると思った」

　――鉄棒はコールマンを抜いた

　「１日目に落下があった。失敗はどうしてもしたくないと思ったので。コーチとも話し合って、抜いた方がいいのかなと思った」

　――金メダルは

　「重たいし、一番輝いている。今も夢みたいで信じられない」

yahoo! news

役作り

　映画『マシニスト』(2004年)では、1年間寝ていない主人公を演じるために1日ツナ缶1つ・リンゴ1個だけの食事で過ごしたという。脚本を気に入り自 ら監督に出演を申し出た本人は更に過激に痩せようとしたが、周りに止められ断念したという。それでも十分過ぎる程の病的なまでに痩せ細った身体を披露して おり、2009年1月28日放送の『ザ・ベストハウス123』の「激やせ激太り自由自在！大変身を遂げた俳優BEST3」の第1位に選ばれている。最終的に63ポンド（約30キロ）減量で54キロまで体重を減らしたが、さらにそのすぐ後『バットマン・ビギンズ』の撮影が控えていたため、体格を戻す為に大量のアイスクリームなどを摂取し、6ヶ月で体重190ポンド（86キロ）までウエイトアップという過酷なトレーニングをやり遂げた。2010年公開の『ザ・ファイター』では、コカイン中毒の元ボクサーを演じるにあたり13キロの減量だけではなく、実際に髪の毛を抜き、歯並びまでも変えて役作りに挑んだ。
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速すぎるスイマーにドーピング騒動　１６歳の葉詩文

　１６歳の天才スイマーが、ドーピング騒動に巻き込まれている。女子４００メートル個人メドレーで、４分２８秒４３の世界新をマークした中国の葉詩文。根拠のない疑惑が先行し、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は火消しに躍起だ。

　同種目はバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順に１００メートルずつ泳ぐ。葉は２８日の決勝で、残り５０メートルを２８秒９３で泳ぐ驚異的なラストス パート。同じ日の男子４００メートル個人メドレーで優勝したライアン・ロクテ（米）の２９秒１０を上回った。しかも、女子選手が高速水着時代の世界記録を 超えたのは初めてで、疑惑に火がついた。

　３０日、ＩＯＣのリュンクビスト医事委員長が出席した大会の定例記者会見で、葉の速さを疑う声が記者から相次いだ。リュンクビスト委員長は「急激な記録向上でドーピングが疑われるなら、スポーツの危機だ」と否定に追われた。

　ロクテは「一緒にレースしていたら、彼女は僕を負かしたかもしれないね」と話している。


朝日新聞
写真はdailymail