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苦境にも関わらず、
この女性はカメラに向かって笑みを見せている


1939-1940 ナチス占領下のポーランド、ユダヤ人ゲットー。

 1939年と1940年に、ポーランドのユダヤ人ゲットーを撮影した珍しいカラー写真。これは、ナチス占領下のポーランドで、クトノ(Kutno Ghetto)と呼ばれたゲットーを、ヒューゴ・ジャガーというカメラマンが撮影したもの。実は、このカメラマンは、実はヒトラーと親密で、プライベートなヒトラーを記録した人物。これらの写真もナチスのプロガンダとして、ワルシャワゲットーの設立に使われたらしい。ダビデの星の紋章をつけたユダヤ人の老人は少し微笑みながらナチス将校と話している。他にも、リラックスし、微笑む子どもたちの写真もある。洗濯をする女性、オシャレをする女性。どれもよく見るとダビデの星がある。

  1940年6月に、8000人のクトノのユダヤ人は砂糖工場跡へ移され、数百人がチフスで死亡した。42年には解体。住民の大半はウムノの絶滅収容所に送られた。1945年、終戦間際に、カメラマンのジャガーは、スーツケースにこれらの写真を隠した。米軍兵士が来たとき、置いてあったコニャックの瓶に気をとられたのか、スーツケースの中身を調べられることはなかった。もしこれらの写真が見つかっていたら、戦争犯罪人として裁かれていた可能性がある。彼はミュンヘンに写真を隠し、1955年に銀行の金庫にあずけた。10年後の65年、彼はライフ誌にこれらの写真を売った。

maash

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ドイツの軍人と談笑する、胸部分にダビデの星を付けた老人

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テントの前でポーズを取る女の子達は
迫り来る恐怖など想像もしていなかっただろう


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ボロキレの布を背景に、二人の男の子がカメラに向かって笑顔を見せる
しかし、父親と思われる中央の男性は、強張った訝しい表情だ

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征服下に置かれた哀れな男達の表情

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綺麗な身なりで、髪の毛もアップ目にまとめている彼女達
パッと見、他の写真とは異質な雰囲気だが、
よく見れば、左の女性の胸部分にはシッカリとダビデの星が


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焼却炉の前で屈む年老いた女性と、ダビデの星を付けた男性

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廃車を利用した間に合わせの住まいとクトノの住人達

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若い女性と年配の男性

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高台から望むクトノ
砂糖工場の敷地内だった


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洗濯をする女性

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1942年、ナチスはポーランド系ユダヤ人の排除を決定した
その年の春の内に、クトノ全体も一掃された






rikki del reeko ↑272
写真は、数千の言葉を語るって言うのは本当だね。



Suecee ↑148
ひたすらコワくなってくる写真だよ・・・。



Cilla ↑221
これだけ月日が経過したにもかかわらず、その痛みは生々しい。



Kate ↑2701
3人の若い女性達には、心引き裂かれる・・・。



>>Kate 
Cecilia52 ↑851
基本的な人権も尊厳も奪い取られているのにも関わらず、あの美しい笑顔・・・。
今時の人々が「人権があ・・・」とか叫んでるけど、そんなのは本当の人権じゃない。
合法的に入国し、その国の恩恵を受け、自分の家を持つ・・・そんな事じゃないよ。
抑圧や恐怖などを受けず、自由に生きる事が出来、行動出来る・・・そういう事こそ本当の人権だと思う。これらの写真は本当に心に突き刺さる・・・。
あの女性達の最後はどんなだったんだろ・・・。



>>Cecilia52 
Jules ↑444
同意。



doreen4846 ↑762
打ちひしがれた・・・。
残酷な男達の所業だ。



Aims ↑736
あの子供達・・・。
二度とこんな事が繰り返されないためにも、歴史は語り継がれて行かなければならない。



Sue ↑179
我々はやがて、これを許してしまうかも知れない。
でも、絶対に忘れる事だけは許されない。



famulla ↓448
申し訳ないけど、過ぎ去った過去に拘ってるのは好きじゃないんだよね・・・。
だから、自分の過去の写真なんかも持ってないし、過去の事なんて思い出せない。
ましてや、戦争で宿無しになってしまった様な人達に、何故思いを寄せなければいけない訳?



billybunnter ↓232
こんな悲惨な写真を公開する目的ってナンなんだ?
そんな事しなくたって、誰でも戦争当時の悲惨な出来事なんて知ってるでしょ。
例えば、1人で映ってる女性の写真。
彼女が自分のお婆さんとかだったとするじゃん?
それをこのサイト(※デイリーメール)に貼り付けられたらなんて事を想像してごらんよ。
自分だって、これらの極悪非道とも言うべき戦争犯罪の事は理解してるし、許されるべきでも忘れ去られるべきでもないとは思うよ。でもコレは無神経なんじゃないかな?って思う。
まあ、言って見ただけだから気にしないでネ。



>>billybunnter 
Charlotte ↑436
ホロコーストで犠牲になった人の手記で、
「「かつて、David Bergerと言う男が生きていた」って事を誰かに知っていてほしい」ってのがあるよ。あの沢山の犠牲者達は、誰一人として思い出しても貰えなければ、存在していた事すら知ってもらえない人達なんだよ・・・。ましてやそのお墓さえこの世のどこにも無いんだ。まともな人間であるならば、彼等の魂に対して誠意を見せる責任があるんだ。アンタは血も涙も無い人間だ。



RMB ↑134
Tomlinson
 ↑202
ゾッとするようなヤラセ写真だ。
この人達「はい、笑って!」ってとか言われてたんだよ・・・。



Tricia ↑696
写真家の意図は、「ユダヤ人がいかに醜悪で退化した人種か」という事をアーリアたるドイツ人達に紹介しようとしたんだろ。不愉快極まるプロガンダだ。しかし、勇気と尊厳に満ちた彼等の表情に見られるように、それは逆効果だったようだね。この女性、スッピンなのに最近のどんな映画女優よりも美しいし。その可愛い笑顔・・・。この後に彼女に待ち受けている事を思うと心にグッと来るね・・・。

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ナチスはアーリア人種こそが世界を支配するに値する人種と信じ、その中でも容姿端麗で知能が高く、運動神経の優れた者が最もアーリア人種的であるとされた。ハインリヒ・ヒムラーはこのアーリア人的な特徴を持った人間に対し自由恋愛を推奨し積極的に交配を行わせた。このアーリア系人種との間に生まれた子供を育て上げる組織はレーベンスボルン(生命の泉)と呼ばれ、増殖計画によって作られた子供は親元からすぐに引き離された。また頭脳の優れた超人こそが大衆を支配すべきだと信じられ、超人を生み出すために数々の人体実験を行った。逆にユダヤ人の血は最も劣った病原菌とみなされていた。これらの思想が断種法ホロコーストに繋がったのである。
wikipedia



leslee ↑177
ChrisM ↑198
同意。



JoJo ↑1517
怖ろしい状況下に有りながらも、耐え忍び、本能的に生きようとする人間の姿が刻み込まれている写真の数々。



grumpmusician ↑212
怖ろしいよ・・・。
でも、我々がバルカンで許してしまった虐殺は、今から立ったの20年前の出来事だ・・・。

フォチャの虐殺民族浄化・大量強姦
セルビア人の軍事組織、警察、準軍事組織によって、ボスニア・ヘルツェゴビナのフォチャ地域で、ボシュニャク人の市民に対して1992年4月7日から1994年1月にかけて行われた一連の大量殺害。
wikipedia



Paul ↑198
なんでこん大量虐殺が許されたのかが、マジで理解出来ない。
どんだけ怖ろしくも基地外地味た出来事か・・・。



Lizzie M ↑440
下までスクロールしながら、泣き腫らしてしまった・・・。
どうぞ安らかに。



Laura1 ↑200
この直後に彼等の身に降りかかる事を知ってるだけに・・・。
どう考えたって、幸せではなかったのにね・・・。
ううっ・・・。 :(



Mike ↑179
このイタイケな子達には、涙が溢れ出来てきてしまう・・・。
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benjamin01 ↑342
もう、クヨクヨしたり悲しんだりするの止めるわ。



marvingcassidy ↑297
今は素敵な場所で暮らしていて欲しいな。



padnut ↑986
Keith Rowley ↑2320
悲惨な境涯の彼等に神の祝福を。
永遠に安らかに・・・。




閲覧注意! 関連動画:ワルシャワ・ゲットーの子供達】





【サイレン】一年に1分間だけ時が止まる街・・・【ポーランド・ワルシャワ】




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