世界初“木造”の超小型人工衛星が完成京都大学と住友林業の研究グループは28日、世界で初めてとなる“木造”の人工衛星「LignoSat(リグノサット)」が完成したと発表しました。重量は約1キロで、大きさは約10センチメートルの超小型の衛星。材料はホオノキが使われ、ネジや接着剤を一切使わずに強固に組み上げる「留形隠し蟻組接ぎ(とめがたかくしありくみつぎ)」と呼ばれる日本古来の伝統的技法を採用しています。今年9月に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ予定のスペースX社のロケットに搭載して国際宇宙ステーション(ISS)に移送し、約 1 か月後に「きぼう」日本実験棟から宇宙空間に放出される予定だということです。詳細↓
Forsea Foodsが初の培養うなぎを発表細胞水産業のスタートアップForsea Foods, Ltd.(イスラエル)は、この度、天然うなぎを絶滅の危機から救うべく、培養したうなぎの開発に成功し試作品を初公開しました。天然のニホンウナギが持つ身の柔らかさ、しっとりした食感、重厚な旨味を再現しています。事業展開へのステップとして、培養うなぎを実際に調理に使用し、本物のうなぎの官能特性を具現化できることを実証するため、世界にその名を知られた楠本勝三シェフとのコラボレーションを果たしました。Forseaに特有の魚介類の細胞培養方法は、脂肪と筋肉から成る3次元のマイクロ組織形成を実現するオルガノイド技術の応用です。これは自然界で行われる細胞形成の自然なプロセスを模倣しており、食用に適した細胞に自然と分化が行われるものです。Forseaの創業者のひとり、CEOのロイ・ニアーは「水生生物にこれ以上の負荷を与えずに、人々に本物のシーフードの味覚を提供できるということです。」と述べています。海洋保護に貢献しているだけでなく、Forseaの培養うなぎには抗生物質やホルモン剤も使用されておらず、海洋汚染物質の心配もないので、安全で栄養価の高い代替食物の提供にも貢献しているのです。詳細↓
楠本勝三シェフ
日本初「月の世界」写真公開 「SLIM」月面に「逆立ち」着陸JAXAは、25日午後2時から記者会見を開き、「SLIM」が逆立ち状態でピンポイント着陸に成功したことを明らかにした。当初は、目標着地点の半径100メートル以内に着陸することを目指していたが、目標着地点からわずか55メートル離れた場所に着陸した。「SLIM」から分離された月面ロボットが撮影した画像には、月面に着陸した「SLIM」の姿が確認できる。詳細↓月面に「しばいぬ」や「ブルドッグ」、SLIMからの画像公表撮影したのは、JAXAや玩具メーカーのタカラトミーなどが開発した小型ロボット「SO(ソ)RA(ラ)―Q(キュー)」(直径約8センチ)。詳細↓
核融合、初プラズマに成功 実験装置「JT60SA」量子科学技術研究開発機構は1日、核融合の実験装置「JT60SA」(茨城県那珂市)が核融合反応に必要なプラズマの生成に初めて成功したとして、式典を開いて成果を発表した。核融合の原型炉開発に向け、現時点では世界最大級の実験装置。詳細↓
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