
乳歯、永久歯に次ぐ“第3の歯”とは世界初の「歯生え薬」の実用化に向けた研究が、日本のチームによって進められている。先天的に永久歯の数が少ない人に対し、薬を投与して歯を生やすことを目指した治験を2024年7月から始め、30年の実用化を目標とする。研究を主導する北野病院(大阪市北区)の高橋克・歯科口腔外科主任部長は、91年に京都大大学院に入って「分子生物学」を学んだ。道筋が見え始めたのは、帰国後に京都大で研究をしていた05年ごろだった。ある遺伝子を欠損させたマウスは歯の数が増えることが発見されたのだ。その遺伝子によって合成されるたんぱく質「USAG―1」は、歯の成長を抑制する働きがあった。つまり、歯の成長を邪魔するこのたんぱく質ができないようにすれば、歯が増えるというわけだ。詳細↓

日本、2025年にも宇宙空間で発電した電力を地上に送る実験実施へプロジェクトを率いる京都大学の篠原真毅教授は、一連の小型衛星を軌道上に打ち上げる予定。研究チームは、太陽光パネルで集めた電気エネルギーを数百キロ離れた地上に送る考え。篠原教授は、宇宙からの太陽エネルギーの研究に2009年から取り組んでいるという。この技術が魅力的なのは、軌道上の太陽光パネルが無限の再生可能エネルギーを供給できること。宇宙空間で太陽光パネルは時間帯に関係なくエネルギーを集めるのが可能なこと。なお、マイクロ波を用いて電力を送る場合、雲は障害にならないという。詳細↓

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