“月の起源”が明らかに?無人探査機「SLIM」運用再開世界初となるピンポイントの月面着陸に成功した無人探査機「SLIM」について、JAXAは、太陽電池パネルに太陽光が当たり、運用が再開したことを明らかにした。太陽光のエネルギーを補給したSLIMは早速観測を再開し、JAXAはSLIMに搭載されたカメラが撮影した画像を発表した。SLIMの近くにある月の岩は「トイプードル」と名付けられている。いまだに解明できていない月の起源などが分かるかもしれないと期待がかかっている。JAXAでは、SLIMの観測対象になる岩石に、相対的な大きさがイメージできるよう「しばいぬ」「ブルドッグ」など犬種の名前をつけている。詳細↓
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過去最深の海中で泳ぐ魚を確認日本やオーストラリアなどの科学者が参加する国際研究チームがこのほど、これまでに最も深い海中で魚が泳いでいるのを確認した。「スネイルフィッシュ」として知られるクサウオの一種で、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルで撮影された。研究チームの科学者は、これはスネイルフィッシュが生存できるぎりぎりの深さだと指摘している。撮影された魚を特定する目的で捕獲することはしなかった。しかし日本海溝の近く、水深8022メートルで複数の魚が捕獲された。こちらも「チヒロクサウオ」というスネイルフィッシュの一種で、最も深い場所で捕獲された魚となった。詳細↓
捕獲されたチヒロクサウオ
スターバックスやダンキンで人気の日本由来の抹茶。その抹茶が抗うつ薬と同じ脳内ネットワークを活性化し、うつ病の治療に役立つと言われている。今回、日本の研究者らがストレスに弱いマウスを隔離し、そのマウスにお茶を投与した。その結果、お茶を飲むとうつ状態が改善されるという結果が出た。
血中の鉛濃度が高いと男児が生まれやすい?東北大大学院発達環境医学分野の龍田希准教授らの研究グループが、妊婦の血液中の鉛濃度と生まれた子どもの男女比との関連について調べ、こんな結果をまとめた。研究グループは、環境省が化学物質の影響を調べる「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)に参加した親子約10万組のうち、データがそろっている約8万5000人の妊婦(妊娠22~28週)の血中鉛濃度について調べた。鉛濃度により五つの階層に分けて分析したところ、中央値は1グラム当たり5・85ナノグラムで、この階層の妊婦の50・4%が男児を出産しており、有意に多いと認められた。さらに6・96ナノグラム、9・14ナノグラムへと数値が上昇すると男児の割合が52・5%、53・4%へと増加。鉛濃度が高いほど男児が生まれる割合が大きくなる一方、鉛濃度が低いほど女児が生まれる割合が大きくなるという結果が得られた。
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mainichi
「かつて見たこともないような」天体、天の川銀河内で発見オーストラリアの研究者らがこのほど、回転する奇妙な天体を天の川銀河内で発見した。天文学者が今まで見たこともないような天体だという。約1時間に3回、電波エネルギーを爆発的に放出する。理論的には存在し得るが、これまで見つかっていない「超長周期マグネター」と呼ばれるものである可能性がある。マグネターは自転が極めて速く、非常に強い磁場を持つ中性子星の一種。宇宙空間から飛来する、これほど強力で一貫性のある電波信号は、何らかの地球外生命体が送信した可能性があるかどうかという質問に対しては「異星人ではないかと心配した」ことを認めた。
火星の隕石やはり生命痕、NASAが新証拠13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争に火をつけた隕石(いんせき)には、 やはり生命の痕跡があるとする新証拠を米航空宇宙局(NASA)が30日、発表した。NASAジョンソン宇宙センターの研究チームが、最新の電子顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し直した結果、 熱や衝撃でたまたま生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当と判断した。ALH84001と名づけられた隕石は、1600万年前に火星から飛び出し、1万3000年前に南極に落下した。今回、南極で1984年に発見された40億年前の岩石について、ワシントンD..C.のカーネギー科学研究所は、「実際には炭素が豊富な化合物と塩水が長期間、岩の上を流れた結果だったようだ」としている。
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